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駅から変わる、まちづくり

東急電鉄では、2015年4月よりスタートさせた
「中期3か年経営計画」に基づき、
地域のまちづくりと共同し、魅力ある沿線の拠点創出、
地域活性化を進めています。
今回は2020年開業予定の池上駅の
開発計画を中心にご紹介します。

地域の利便性向上と、
まちの魅力を高める池上駅の
駅舎改良と駅ビル開発計画が始動

 東急電鉄では、池上エリアのまちづくり機運の高まりを受け、2017年6月から池上線池上駅の駅舎および駅ビルの開発計画(以下、本計画)に着手しました。開業は2020年を予定しています。
 駅舎は、駅利用者の安全性および地域の利便性向上に向けた5階建ての駅ビルに改良します。また、現状北側に1カ所ある改札口を橋上化し、南口を新設することで、改札内の構内踏切を廃止します。駅ビル内には保育園、公共・公益施設などの生活支援施設のほか、店舗の導入を検討します。
 外観は740年以上の歴史をもつ、池上本門寺を中心とした門前町の趣を感じさせるデザインを採用。具体的には、全国から毎年約30万人が訪れる、池上本門寺の「お会式」の万灯をモチーフとした行燈を灯す列柱や、和をイメージさせる大きな庇を駅出入口に設けることにより、駅と門前町の一体感を形成します。


 また本計画は、大田区との「池上駅周辺のまちづくりの推進に関する覚書」に基づき、官民が連携。地域社会と密着したさらなるエリア活性化も推進していきます。
 池上周辺エリアは、古くから住宅と工場が共存し「住工調和」文化が発展、それに伴い地域密着型の商店街も充実。しかしながらその一方で、近年は工場減少に伴う就業人口数の減少や高い空き家率が課題になっていました。
 そこで、当社は2017年3月に地域の皆さんと対応策を検討する、民間事業者初の「リノベーションスクール」を開催。エリア内の温泉施設の宴会場を“まちの劇場”(朝・昼は子どもやママ友向け、夜はジャズ演奏や映画上映など)に、公園内の使っていない資材置き場を“木工カフェ”に活用。そのほか、寺院敷地内の納屋をコミュニティカフェ・コワーキングスペース・レンタルスペース、駅前商店街の空き店舗をワークショップスペース・立ち寄りカフェ&バーとして活用するなど、さまざまな提案がまとめられました。
 池上線沿線は、都心にも羽田空港にも近く利便性に優れているほか、池上本門寺だけでなく、洗足池や戸越銀座など観光スポットが点在。それらの魅力により、今後、国内外からのさらなる来街者が期待できるエリアです。当社は2016年12月にリニューアルした戸越銀座駅に続く本計画によって、池上線沿線の「住みたい」「訪れたい」魅力的なまちづくりの実現と、沿線資産価値の向上を目指していきます。

※「リノベーションスクール@東急池上線」
「リノベーションスクール」とは、就労人口の減少、地域経済の縮退などの課題に対し、地域住民とともに空き家などの遊休資産を活用することでエリアを活性化する取り組み。

新しい〝動脈〟と
新駅開業にふさわしいまちづくり
「綱島駅東口・新綱島駅(仮称)
周辺開発計画」

 「相鉄・東急直通線」は2022年度下期の開通予定が発表され、都心への利便性向上と、沿線の活性化に注目が集まっています。さらに同年には、綱島駅東口側に「新綱島駅(仮称)」が開業。土地区画整理事業に伴う道路の整備とバス乗り場の再編、綱島街道拡幅工事のほか、新たな商業施設、公益施設(区民文化センタ―)の整備など2つの再開発計画も進められています。綱島東口および新綱島駅(仮称)周辺の今後のまちづくりにも、ぜひご注目ください。


※この記事は東急沿線・街の情報誌『THE GROWING』掲載当時のものです。